機種選定を行う際、自店があるエリア内の他店のデータ分析を行う事は重要なファクターも占めます。
つまり、他店を基準の1つにした機種選定が、自店の集客・売上に直結する事もあるのです。
ここで言うデータというのは、他店の「集客」「機種の種類」「稼働数」を指します。他店の1日の集客を数値化すると、自店の1日の集客との比較がスムーズに行えるため、それに見合った機種台数を導入する事ができます。
また、機種の種類が何台導入されているかを数字で確認する事で、「他店に負けないだけの台数を導入しよう」「他店の台数よりも+10台導入しよう」という戦術が立てられます。
さらに、他店の稼働数を毎日データ分析する事ができれば、その稼働数によって導入を検討している機種を自店があるエリアのプレイヤーが求めているかどうかの判断ができます。
例えば、他店が検討機種を導入した際、導入当初の稼働数は好調だったが日ごとに稼働数が減少していれば、その機種がエリアにいるプレイヤーが求めていないと判断でき、導入台数を抑える事が可能です。反対に、日ごとに稼働数が好調になるようであれば、他店に負けない台数を導入するという手が打てます。
「新台だから多くの集客が見込めるだろう」といった不確定要素が多くを占める事になる戦略では、たとえ新台とはいえトータルで考えると、集客・売上が予想よりも大幅に下回る事が予想されます。
そうならないためにも機種選定を行う際には、エリア内のデータ分析は確実に行うようにしましょう。機種選定の際、エリアデータ分析の必須化が、パチンコ店やパチスロ店には必要不可欠なのです。